華燈初上のプチ感想
2021年末仕事が少し落ち着いたので、やっとNetflixかKKTVとか現在台湾で話題になっている作品を鑑賞。実は配信作品は、完結がないと見ない癖がある。
でも、やはり作品の華やかさに惹かれ、年末の休みに一気にシーズン2まで見終わった。(下記内容ネタバレなし、、、かも?)
※写真はFacebook公式ファンページより
(↑↑ サイトにネタバレ注意)
この作品の進行は、少し変わった手法が使われ、途中視聴者に何かを見せるために、度々過去に逆戻りにしてた。シーズン1の冒頭から事件だ!と堂々と。
真相が少し見つけ出され、最後やっと被害者の正体がわかったのもかなり斬新。シーズン2に、更にそれぞれの登場人物を深く掘ってゆき、全員に動機があると思わせた。
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~感想~
正直、このような事件要素が入った作品は、ほとんど緊張しすぎて全然最後まで見れなかった。(備考1)こんな臆病な私が徹夜でも一気に見終わった理由は、進行のペースが少し緩やかで、過激なシーンもそんなにないからかなーと思う。
※備考1:ほかにNetflixで人気のスペインのペーパー・ハウス、アメリカのクイーンズ・ギャンビットなどは、別に興味がないじゃないが、なぜか続かなかった、、、。
私をこの世界に吸い込んだのは、主に2つの理由があると思う。
1つは、役者ら渾身の演技だった。ママからホステス、そしてクラブのお客さん、周りの人々、しっかりとしている人、愛せない人、愛で落ちこぼれる人、ズルい人、嫉妬する人など、それぞれのキャラクターはとても鮮明だった。
もう1つの理由は、キレイな画面構成なのだ。本当にあの時代に戻ったように、とても懐かかった。ファッション、小物、町の風景、しゃべり方、流行りなど、細かいところまで丁寧に再現されたところはすごく感動してた。
また、この華やかなシーンを作り出すため、製作費がどんどんかさばったことも、一時的に話題になっている。
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~台湾での反応~
色んなインタビューでは、元々白いバラと赤いバラ(備考2)が主体となったクラブの物語を作りたいだけだったが、脚本家が物語をいざ書いてみると、どんどん話が膨らんでいった。結局緊張感が溢れる事件の要素まで入れたと、林心如さんがこう語った。
※備考2:日本ではバラとユリという表現がわかりやすいかも。ただ、本作に、ユリという役が存在するので、混乱させないために、本来林さんの話のままに。
このドラマのキャストもかなり豪華。大物俳優はもちろん、それぞれの役の世界にしみ込んで、心の底から役になりきっていると思う。
他に友情出演のメンバーから、一見シーンが少なさそうな役までも、キャストのリストを見れば、えぇー何でこんな役なの?!と、本当に驚きばっかりだった。
近年、台湾ドラマも自分の道を拓いて世界中に輝いでいる。今までのようなアイドルの恋愛もののほかに、歴史や社会現象を語るものもたくさん。
本作はあくまでもフィクションだったが、あの時代がありそうな事件×推理要素が入ったので、すぐに話題になった。SNSでは、ほとんど犯人を推理しているので、少し予想外かも?(笑)
特筆すべきのは、BGMや主題歌、挿入歌も選りすぐりのものだと思う。台湾人が馴染んでいる懐メロ『月亮代表我的心』を歌う五月天阿信のほかに、近頃人気な若い世代の歌手やバンドを大胆に採用。(話が長くなるので、別の記事で書く予定)
最後に、待ち遠しいシーズン3の配信時期だが、林心如さんが旧正月前に報道で予定2月中旬頃と話したが、3日前(2月1日)Netflix公式が更新した2月の配信リストでは、入っていかった。これは大事になるわ(笑)まぁ、最後にキレイに出来上がっていただければ、少し遅くても許せるよ。
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ここからは、個人意見と余談。
(少しネタバレあり)
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1.何かを見せるために、逆戻りした手法はいいんだけど、ちょっと多いかなーちゃんと事件前のいつを表示したが、やっぱり混乱しがち、、、。物語自体は退屈が感じられなく、とても面白かったが。
2.このドラマのクズ男たちに、一番演技が意味不明なのは若造だと世間が言っているが、私にとって逆にイケメン作者の表情があまり理解できなかった。どんな修羅場でも、笑ってるような笑ってないような顔が、さすがにキツかった。
3.一部ネットでは、みんなのしゃべり方が、キャスターのようにきちんとしすぎないじゃん!という意見もあるが、、、あのさぁ、あの時代で北京語(国語)を話すのは、絶対あんな感じだったよと、突っ込みたかった。
4.みんなの日本語についての感想。ママになったら、もっとキレイな発音であった方がいいかなー頑張って!(発音が読みの違いじゃないが、訛りは少し強い方だった 汗)
5.一番心を響きさせた役者のは、やっぱり「阿季」を演じた謝瓊煖さんかな。元々、何この小汚いキャラだと思ったが、もうあの役のまんまに入ったこそ、そう思わせたんじゃないの?ちなみに、名前の「阿季」は、閩南語(台湾語)で「お姉さん」と同じ発音。