個性的な「草東沒有派對」
台湾の人気インディーズバンド「草東沒有派對」(No Party For Cao Dong)を紹介。
愛称は「草東」。イメージ全体的に黒白となり、PVもよく分からない物語や若干痛々しい画面だが、曲自体は真逆なパワーフル。全身全霊で歌っているボーカルは、日常に苦しんでいる若者たちを救う。
※公式ページより。
草東沒有派對(No Party For Cao Dong):
■公式ページ(英語版)。
■Facebook公式ファンページ。
■wikipediapeページ。(英語)
2012年から活動開始。ドラムの凡凡さんがいるとき(*)、メンバーは4人。前の「告五人」でも話したが、同じ歌う時の発音は少し特別。歌詞や歌い方は少し激しくて、うっとうしく感じた時一緒に叫びたいスタイル。
※備考01:コロナ期間中、隔離者の状態を随時確認できるように、政府の担当者からほぼ毎日連絡を取る。
2022年、中国バラエティー番組(備考02)にある台湾出身の女性歌手Cさんが再ブレイクになった。その中の2回目公演では、彼女は中国女性歌手Tさんと共に、ある台湾インディーズバンドの名曲をチャレンジし、大きい話題になった。今日はこのバンドを少し紹介してみよう。
※備考02:大人になった売れ子歌手をステージに立たせ、歌ったり踊ったり、オーディションのような内容だった。(番組自体の内容がないので、インターネットでヒットさせたくないように、番組名を伏せていただきます。)
よくフェスのラインナップに名前が見えるほど人気バンド。その後、台湾全土に名が知られているのは、ホラーゲーム「還願」の同タイトルエンディングソングだった。完全にゲームの雰囲気が表現できて、ピッタリするED曲だと思う。
※「還願」
Youtubeで試聴
※こちらはゲームのED画面。ネタバレを避けるので、ご興味ありましたら、リンクまでどうぞ。
そして、冒頭に述べた例のバラエティー番組で大話題になった曲。女性歌手らのアレンジverは、私個人もとても気になったので、本人verと一緒に入れておく。
※「山海」本人ver。
ご注意:半ばから少し痛い画面がある(汗)
※「山海」バラエティー番組ver.:
女性ならではのパワーと柔らかさ。ちょっと面白いアレンジ。
※追記:2023年4月
東北に観光する時、車にかけている仙台Date FMさんが新曲の「床」(ベッド)を流した。DJさんは「台湾のバンドを紹介します。」と言ったとき、最初は自分の耳を疑った。
でも、続いて「近頃アルバムが発売しました。」と、曲が流し始めて、あの独特なボーカルの声すぐに分かった。新曲の「床」(ベッド)だった。
車の中にぎゃーと絶叫した私は、慌てて相方をしばらくしーとさせてこの奇跡を携帯で録画。もう涙が出るほど感動した。
実はこの曲は、あの世に去っていたドラムの「凡凡」さんを記念するためだった。ラジオで放送した直前も、ベーシストの脱退が発表されたばっかり。色々となんか虚しいなー
でも、彼らはまだ活動している。それはなによりだ。