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台南の縁結び神様01:市内の4名所

2013年に、歴史の町の台南を訪れて、一日中4軒の月下老人(縁結びの神様、略して「月老」)も参拝してきた。元々台南のお寺が多くて、それぞれの月老が祀られている。

 

当時、台南市政府からパンフレットを発行して、縁結びのツアーというテーマで一番有名な4箇所を紹介した。

 


※from台南市政府觀光旅遊局月老地圖

 

台南市政府が制作したパンフレットは、当初縁結びのモデルツアーとして売り出したが、どうやらHP自体が下げられて見当たらなかった。幸い、pdfファイルはまだDLできる。

日本語
英語版
中国語版

 

台南市の観光HPは日本語もできているので、こちらも併せてご覧ください。

 

当時政府の紹介文を記事にしたサイト「妳好南搞」もあるので、中国語だが、内容はかなり豊富で翻訳サイトでもかけてみてください。

 

 

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当時はまだ車がうまく乗れなかったので、バスなどを使って何とか4か所を回ってクリアした。一つのお寺の参拝の礼儀作法が終わるのに、ほとんど1時間ほどかかるので、更にバスの待ち時間や移動時間などを考えると、本当に一日はこのまま終わってしまう。

 

 

◆ SPOT ◆ 【大觀音亭】(闊嘴月老)
・住所:台南市北區成功路86號
Facebook(中国語)
google map

 


※from google map ストリートビュー。

 

「興濟宮」と「大觀音亭」が境内共用という独特なお寺。

 

こちらの月老は、口が大きいので、「闊嘴月老」という愛称がある。ご縁を説得するためらしい。そして、耳も厚くて「みんなの声に耳を傾ける」ので、顔が若干偏っている。

 

表は狭そうだが、右の路地に広々な駐車場や色んな殿がある。裏の事務所(トイレからもっと先の部屋)に、「紅線」(縁結びの赤い糸)を入れる専用袋が販売される。

 

 

◆ SPOT ◆ 【重慶寺】(醋矸月老)
・住所:台南市中西區中正路5巷2號
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google map

 


※from google map ストリートビュー

 


※境内の広場から。

 

寺の前の道路は通行不可で、隣に小さい駐車場がある。(すり抜けるバイクがあるが)仏教の密宗という流派を導入した寺院。台湾では珍しい。

 

こちらの月老の前に、お酢が入れている「醋矸」(※)という器が設置され、棒で3回混ぜることは、浮気を避けるご利益があるらしい。

※備考:お酢の壺。「焼きもちを焼く」は中国語で言うと、「吃醋」(お酢を飲む)。ただ、このお酢は焼きもちを焼く意味ではなく、混ぜると逆に相手とよりを戻す意味らしい。

 

 

◆ SPOT ◆ 【祀典武廟】(拐杖月老)
・住所:台南市中西區永福路二段229號
HP(中国語)
google map

 


※from google mapストリートビュー

 

ちょうど台南の有名古跡「赤崁樓」の反対側にある。表の入口はこじんまりなお寺のように見えるが、裏はかなり広々だった。しかも、月老専用のお部屋がある。壁一面に、願いことのピンや、カードが飾られている。

 

正義の杖を持つ月老で、「拐杖月老」という愛称を持つ。切るべき悪縁や相手を叩き、追い出す親切なおじいさんというイメージだよね。

 

 

◆ SPOT ◆ 【大天后宮】(緣粉月老)
・住所:台南市中西區永福路二段227巷18號
HP(中国語)
google map

 


※from google map ストリートビュー。

 

まさか祀典武廟のすぐ横の路地裏。周りは一般住宅に囲まれ、入り口が少しわかりにくいかも。こちらも月老様専用のお部屋がある。 

 

こちらの月老は、参拝の後、謎な粉?がもらえる。いやいや、違法なやつじゃないよーこれは「緣粉」で、中国語のご縁「緣份」の発音が近いもの。緣粉の粉は、昔女性がお化粧する際、使用する「胭脂水粉」。日本で使用する「おしろい」に近いもの。

 

 

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次回は、追加で参拝してきた月老のお寺と参拝の仕方について紹介する。お楽しみに🖐️